業者名マスタの役割り
レシート解析を早く正確に行うための重要な役割りを持ちます。登録番号を基準として、業者名の正規化を行います。デフォルトの勘定科目を設定します。
正規化名とは?
レシート読み取り時、読み取りの”ゆれ”が生じます。(例えば、つくだ商店が、つく商店・つくだ・くだ商店など)
そのまま採用すると別の業者として扱わるため、これを避けるためにルールに基づいて整理した「統一する業者名」を正規化名です。おくるだけ秘書では登録番号を基準にしてマスタを作成しています。
噛み砕いた表現をするなら、ユーザーが「表示したい業者名」を予め登録しておくのが、業者名マスタです。
レシート解析時のうごき
- 登録番号(インボイス)と業者名が解析された時、自動で新規登録されます。
- 登録番号が解析されず、業者名のみ解析された時、自動で新規登録されます。登録番号は空欄です。
- 登録番号のみ解析され、業者名が解析されなかった場合は、登録されません。
- レシート解析時、登録番号に基づいて正規化名を採用します。
編集・新規追加方法

手順
- メニュー下段左の[業者名マスタ]をタップ
- 表示されたクイックリプライの[業者名マスタ]をタップ
- 業者名の一覧が表示されます
- 編集したい業者右の[編集]をタップ
- 登録番号を確認・編集・入力
- 正規化名を編集・入力
- デフォルトの勘定科目を設定(下記参照)
勘定科目初期値とは?
レシート解析時、はじめての業者の場合は、全ての商品の勘定科目を推測します。
しかし、飲食店の場合、◯◯商店は衛生費、スーパー◯◯は仕入高、ネットショップ◯◯は消耗品費など、ほぼ決まっていることが多いため、おくるだけ秘書では、各業者の1回目はAIによる推測、2回目からは勘定科目初期値を取得する方式を採用し解析速度を上げています。
もし、1回目レシート解析時、勘定科目が間違っていた場合、勘定科目初期値を変更していただくと、2回目からは設定された勘定科目でレシートが登録されます。
(例)つくだ商店で食材を購入した場合
- 1回目のレシート解析時 … AIが消耗品費と推測。
- 業者名マスタで、つくだ商店の勘定科目初期値が「消耗品費」で登録される。
- つくだ商店の勘定科目初期値を「仕入高」に変更する。
- 以降、つくだ商店のレシートは全て仕入高で分類される。
※すでに登録されている内容は自動変更されませんので、レシート一覧からつくだ商店1回目のレシートを「仕入高」に変更してください。